月曜日祝日は、紅白戦及びトレーニングマッチでした。
これまでに沢山のトレーニングマッチをこなしてきました。
サッカーを行う為には、何が必要でしょうか?
ゴール、コート設営、本部椅子、ベンチ…などなど
様々あります。
ユナイテッドでは、基本子ども達にも手伝ってもらいます。
本来、サッカーをするのは僕たち指導者ではなく子ども達であるから
自分たちで用意するのは当たり前。
と、言う話は何の説得力もない。
それは、大人が楽するため?
と言われても、無理がない。
ただ、平野区だけでなく大阪市外や府外にでて目にするのは子ども達が、ベンチや本部設営はもちろん、サッカーコートまで作成しています。
設営って、結構頭を使うんです。
速く用意する事にこした事がありません。
そこがミソなんです。
速く用意する為には、効率よくしなければいけません。
『今、自分は何をすべきなのか』
を、考える力が養われます。
昨日は、初めてゆっくりと子ども達にゴールの作り方を説明しました…
1つ目はコーチを交えて一緒に作成しました。
2つ目は子ども達だけに作成してもらいましたが、本当に素早くゴールが完成されました。
実際、効率よくゴール作成をする為に指示を出す子が出てきて、たくましく感じました。
上記に、考える力と書いていますが…
これは必ずサッカーに活用されます。
サッカーの試合中は、ボールを触る時間よりもその他の時間の方が圧倒的に多いです。
つまり、ボールをもらう為にどうすればいいのか。
単純に足下でもらった方が良いのか、それともゴールに近づくポジションで受けた方が良いのか…
状況に応じて瞬時に判断しなければいけません。
そういった意味でもコート設営はサッカーの要素が含まれています。
時間の関係上、ラインまではできませんでしたが機会があれば、教えていきたいと思います。
最後に、設営をすることで大切なことは…
感謝の気持ちです。
基本、対外試合をしにいけばコート設営は、呼んで頂いたチームが設営しています。
だからこそ、コート設営をやっていれば少なからず相手様の苦労が分かるはずです。
『相手を分かってあげる』
その心は、感謝の気持ちだけでなく、『優しさ』も育まれると僕は思います。
サッカー選手として、一流でも人としてさっぱりダメな人も世の中、沢山観てきました。
ユナイテッドの子ども達皆には、『誰からも応援される選手』になってもらいたいです。
そういう意味でも、大切な時間を共有できたかなと思います。
『優しいからこそ、強くなれる』
『強いからこそ、優しくなれる』