先週末は、2・3・4年生で枚方に行って参りました!!!!
【2年生】
いつもは8人制で試合を行っておりますが、今回は5人制でした。
試合をする上で人数が少ないことで一人ひとりのパフォーマンスがとても明確になります。
分かりやすく言えば、一人がサボればそれだけチームに与える影響が大きくなるという事です。
逆に、一人かわす事ができればそれだけでゴールに近づけるチャンスが増えます。
昨日は、【個】という部分では相手をかわし、ゴールを決めるシーンやDF時には粘り強く対応するなど子ども達一人ひとりの成長をとても感じる事ができました。
特に、はるとに関してはボールの持ち方がとても良く日頃のトレーニングの成果が発揮されました。
チームとして観るとまだまだ修正していかなければいけませんが、来月の教育リーグに向けてしっかり修正していきます。
【3年生】
結果的に勝利する事ができなかったですが、『今の現状を受け止めること』
そう子ども達に伝えました。
この学年は、昨年はほとんど負ける事はなくもちろん大差で敗れたことも僕の記憶にはないです。
でも現実はそうではなく、厳しいものでした。
それは色んな原因があるけれど一つひとつをクリアにする事で解決していく事だと思います。
それには時間もかかるし忍耐も必要です。
もちろん、悲観的な事ばかりではなく部分部分で良い場面も観られました。
ボールが来る前の準備がとても良く、結果的にパスミスになり失点しそうになった場面もありましたが、段階としてはとても良かったです。
この学年の内に秘める思いはとても熱いものを感じます。
このままでは終わらないよ!という気持ちをプラスに変えて、また今週もトレーニングします。
【4年生】
試合前の約2時間半はそれぞれに課題を決めインステップリフティングのみ行いました。
基本中の基本の技術をしっかり身に着けることが将来サッカー選手としてよりサッカーを楽しむために一番大切なことです。
なぜリフティングの中でもインステップリフティングなのか?疑問もあると思いますがしっかりとした理由があります。
意識するポイントとして4年生に声をかけたのは3つ。
①無回転でボールが上がっているか?
ボールは丸いので正直に回転します。指の近くでボールを捉えると自分側に蹴り上げるようになるのでバックスピンがかかります。ボールの外側にあたると外回転。内側にあたるとうち回転。毎回足の甲の一番固い部位(靴ひもの結び目)でボールを捉えるとまっすぐボールが無回転であがります。基本ができれば、好きな方向に回転をかけることができます。
ここで大切な事は『1回ずつ意識的に足のどの部分で、ボールのどの位置をとらえるか。』ということです。最初の10回のコントロールを大切に!
②ボールの高さをコントロールできているか?
ボールをしっかりと捉えることができると無回転でまっすぐボールがあがります。が固い部位にあたると丸いボールは正直に反応するので自分の頭より上にあがってしまうことがあります。
ここで大切な事は『足をボールにあてるときの力加減と地面からどの高さになったときにボールをとらえるか。』ボールがあがりすぎているときは焦らずボールを待って、ボールが上がらなかったときは早めにボールをとらえにいく。ボールの高さを一定にコントロールすることを意識することで1回ずつ一緒のリズムでボールをとらえることが出来ます。
③落ちそうなボールでも喰らいついてコントロールしよう!
サッカーの試合でも思い通りの場所にパスが来たりボールが飛んでくることは少ないです。リフティングでもボールが大きくそれることがあります。この時にボールにくらいついて、コントロールしなおすことができるかが大切です。取れそうにないボールでもコントロールしなおすことが出来るようになるとプレーの幅が広がります。終わるときは手ではなく足!
今回の試合のテーマは3つでした。
①自分に自信をもってプレーする。
自分に自信が持てた人とそうでなかった人との違いは試合中にボールに触った回数に表れました。ボールをとられることよりも、自分からボールをもらってプレーしようとしたかどうか?
『パスをもらいたい、プレーしたい。』この気持ちの中でチャレンジと失敗を繰り返しましょう!
②常に顔を上げてプレーする。
(ボールを自分がもっているとき、仲間がもっているとき)
(ボールを相手がもっているとき)
③常に仲間に声をかけてプレーする。
(自分のしたいことを伝える。仲間にしてほしいことを伝える。)
常に仲間に声をかけて自分の考えを伝えるためには、まずフィールドの中がどんな状態になっているかが見えていないと『いつ・誰に・何を』伝えたらいいかわかりません。そのためには、常に顔を上げてプレーする習慣が必要です。今、フィールド内でどんな状況で次に何が起きそうか?を感じとるためには見えていないとプレーできません。
4年生のひとりひとりをじっくり観察することが出来たことがすごく良かったです。
『何ができて、何ができないのか。』試合の中でどのような心理状態になるのか?
準備や方付け。話し口調受け答えなどのサッカー以外の部分はどうなのか?
この学年は、サッカーが本当に楽しい!と言える学年だと思います。
ただ、悔しかったと感じる人は残念ながら今はいません。
楽しさに勝るものはありませんが、試合で活躍できて楽しむためには
自分の苦手なことに本気で向き合い誰にも負けないぐらい練習したる!
という本気魂があるか、ないか?
努力に勝る才能なし!!
当日は遠方にも関わらず沢山の保護者様に応援に駆けつけて頂きありがとうございました!