先日の試合のアップや合間に縄跳びと野球を行いました。
僕たちが子供の頃はそれこそみんなでサッカーに来るまでやクラブがない日は
ほとんど毎日、野球やバスケ、ドッジボール、缶けり、探偵(どろけい)などの遊びをして
時間を使いました。近所の人に羽目を外してたまに叱られることもありましたが、みんなが一緒に遊んでいた印象です。
野球のノックも好きで早く落下地点に入ることを覚えたり、缶けりでは仲間と協力して
鬼を缶の前から引きずり出す作戦を立てたりといま思い返せば、いろいろな遊びの中から感じ、学んだことがたくさんありました。
そんな場所がなくなったのか、携帯ゲームやカードゲームなどに楽しみを覚え、そのような遊びを公園でも・・・
みんなで野球したり、鬼ごっこしたり、縄跳びしたり、サッカーに自分達流のルールを作って遊んだりするようなことを見かけることが少なくなっているのかもしれません。
運動神経は、その名の通り運動(いろいろな運動【動き】をすることによって)神経(脳と体の神経をつなぐ伝達経路)で高まります。スキャモンの発育曲線では、神経系は児童期に90%以上が完成すると言われており色々な動きや運動をすることによって体と脳に刺激が与えられ運動神経が高まります。
何より違うスポーツをすることで新たな発見や単純に楽しいという感情が湧き、
全然あきないで続けられるものです。この日は、サルバの子供たちと最後は野球で
対戦しました!野球やったことない子も『今度またやりたい!!』と
サッカーの試合+野球の試合の約束をしてさよならしました。
『心から楽しめる』
これが本来のスポーツの良さだと思います。また、時間があれば色々な遊びも取り入れていきます( ^)o(^ )
ただ、ユナイテッド野球部の守備はかなりうまかったです!!
トリプルプレーしてたし・・・笑
【セルジオ越後辛口の真実より】
当時は家族で生活するというより、近所の人たちも一緒に生活しているような感覚だった。戦前の日本みたいに電機やガスが日常にある時代ではないから、夜がやってくるのが早い。
アスファルトもなかった。かくれんぼをしたりサッカーをしたり、いつも近所の子供たちと一緒に遊んでいたのを覚えている。日が昇って落ちるまでの間に、いろいろな遊びをして、なにかを練習するということは一度もなかった。日本人は、ブラジル人はサッカーが好きで一日中ボールを蹴っていると勝手にイメージしているけど、それは間違い。むしろ、サッカーばかりやらないからブラジル人はサッカーが好きなんだよ。
季節によってはサッカーを全くしない時期もある。凧揚げもしたい、木登もしたい、バスケもしたいから、サッカーばかりするわけにはいかない。やりたくないときもサッカーをやってたら、18歳を迎えるころには嫌いになっている。それが日本。つまり、いろいろなことにチャレンジするから、飽きずにいつも新鮮な気持ちで取り組めるんだ。それが本当の意味でのスポーツ文化。
ユナイテッド平野陸上教室