【個性が伸びる、子どもが伸びる ~ Conobie記事】
ご飯に「ありがとう」と「無視」をしたらどうなる?
驚くべき自由研究が話題!気になる5ヶ月後のご飯は・・
とあるブログで、息子さんが小学1年生のときに実施した自由研究の結果がすごすぎると話題になっています。その自由研究とは、ご飯に「ありがとう」と言い続けるものと、「無視」をし続けたものを比べるというもの。果たしてその驚くべき結果は・・・
とある小学1年生が、夏休みの自由研究で行った実験が話題です。
母であるyukoさんがブログに綴った息子さんの自由研究。
その気になる内容は、ご飯を2つの瓶に分け、一方には「ありがとう」と声をかけ続け、もう一方には「無視」をし続けるというもの。
とってもシンプルな実験。
20日後、気になる結果は・・・・
「無視」をし続けたご飯は、すでに腐っていたのに対して、
なんと、「ありがとう」と言い続けたご飯は、白いツブツブのままだったのです!
そして1ヶ月後には、
無視をされたご飯はドロドロに。
一方、「ありがとう」と言われ続けたご飯は、まだ白いまま・・・
この驚くべき夏休みの自由研究結果に、先生も保護者もびっくりしていたそうです。
この実験は5ヶ月後まで続きますが、そのときまで腐らずに発酵していたとのこと。
最後は土に返したそうです。
ブログの筆者であり、この小学生の母であるyukoさんは、このように実験のことを振り返っています。
最後まで腐らなかった「ありがとう」のご飯を見て、泣きそうになりながら「ありがとう」を言った。あなたのおかげで「ありがとう」の大切さ、無視がどれほどひどい行いか、よ~く分かった。
言葉の持つ威力は凄まじい。実際の検証の仕方として正しいか、科学的に正しいかどうかは、私には判断付きません。それでもこのような実験を見ると、言葉の及ぼす影響について考えさせられるのです。
私もこの実験結果を見て、日々接している子どもたちがすくすくと育つための「肥料」となるような言葉をどれだけかけられていただろうか?とふりかえり、すこし反省しました。
子どもにはポジティブな言葉かけを!
と思っていても、ネガティブワードはどうしても出てしまいがち。
日頃子どもと一緒にいると、叱って声をあげたり、「疲れた・・・」と吐息を漏らしたり、「いい加減にしてよ!」と爆発したり。お恥ずかしながら、未だにそんな場面はしょっちゅうあります。
ふと我に返って自己嫌悪に陥ってしまうこともありますが、そんな時は素直に子どもに謝ったり、意識的に(いつもより大げさに)褒めたりハグしたりして、リカバリーを試みます。
加えて私は、知人のカウンセラーの方から教えてもらった、ポジティブワードを惜しげも無く言えるようになるコツを思い出すようにしています。
それは、子どもが喜ぶ鉄板ポジティブワードを書き出してみるということ。
単純なように思えますが、これが結構難しい・・・
子どもが喜ぶようなポジティブワードを書き出してみてと言われ、やってみると、自分の言葉のバリエーションの少なさに一瞬がく然としてしまいます。それでも、「こんなことでもいいかな?これでも喜ぶかも!」と10分15分と悩んでみると、意外にたくさんのバリエーションが出てくることが分かります。
日頃子どもに喜んでもらったり嬉しい気持ちになってもらうためには、5つでもそのバリエーションがあれば十分なのではないでしょうか?
すごいじゃん!
かっこいいね!
ありがとう!
今日もがんばったね。
ママ、嬉しいよ!
大好き!
繰り返しになりますが、ご紹介した実験も、科学的に本当に支持されるかは正直わかりません。でも、日常生活のなかでそんなポジティブワードの引き出しを増やして声をかけていけば、「ありがとう」お米のように、子どものポテンシャルが最大に活きるかもしれませんよね。
みなさんの子どもが喜ぶ、鉄板ポジティブワードはなんですか?